『NANA』のあらすじを、運命の出会いから衝撃の展開まで詳細に紹介します。
2人の「ナナ」が織りなす友情と恋愛、夢と現実の狭間で揺れる大人の青春物語。社会現象を巻き起こした伝説の少女漫画です。
この記事のメリット: 全21巻(未完)の物語の流れ、複雑な人間関係、そして連載休止前に描かれた衝撃の展開がこの1ページで深く理解できます。
作品の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | NANA(ナナ) |
| 作者 | 矢沢あい |
| 連載誌 | Cookie(集英社) |
| 連載期間 | 2000年〜2009年(休載中・全21巻) |
| アニメ | 全47話(2006-2007) |
| 実写 | 映画「NANA」「NANA2」(2005-2006) |
| ジャンル | 恋愛 / 音楽 / 友情 |
【長編あらすじ】2人のナナの物語
物語は、東京行きの新幹線で偶然隣り合わせになった2人の「ナナ」から始まります。
運命の出会いと同居生活(序盤)
小松奈々(こまつ なな)、通称ハチは、彼氏を追いかけて上京してきた恋愛体質の女の子。一方、大崎ナナ(おおさき なな)は、パンクバンド「BLACK STONES(ブラスト)」のボーカルとして成功を夢見て上京してきたクールな女性。
性格も生き方も正反対の2人ですが、偶然同じ「707号室」を気に入り、ルームシェアを始めることに。こうして、2人の数奇な運命が交差し始めます。
恋と音楽、そしてすれ違い(中盤)
ブラストは徐々に人気を獲得し、メジャーデビューを果たします。しかし、ナナの元バンドメンバーであり元恋人の本城蓮(ほんじょう れん)が所属する人気バンド「TRAPNEST(トラネス)」との関係が、物語を複雑にしていきます。
ハチは、トラネスのギタリスト・一ノ瀬巧(いちのせ たくみ)と関係を持ち、妊娠。巧との結婚を選びますが、本当に愛していたのはブラストのベーシスト・岡崎真一(ノブ)でした。
ナナは蓮と復縁しますが、芸能界の闇、薬物問題、スキャンダルに巻き込まれ、精神的に追い詰められていきます。
崩壊と別離(終盤・未完)
物語のクライマックス付近、ブラストのギタリスト・高木泰士(ヤス)がナナにプロポーズ。しかし、蓮が事故で亡くなるという悲劇が起こります(作中の「未来編」で示唆)。
連載は2009年に作者の病気療養のため休載。物語は未完のまま現在に至りますが、断片的に描かれた「未来編」では、ハチは巧と離婚し、ナナは行方不明となっていることが示唆されています。
登場人物の詳細プロフィール
【ダブル主人公】
- 大崎ナナ
- クールで芯の強いブラストのボーカル。複雑な家庭環境で育ち、蓮を深く愛している。ハチを「ハチ公」と呼び、唯一心を許せる親友として大切にしている。
- 小松奈々(ハチ)
- 恋愛体質で流されやすいが、根は優しい女の子。ナナを心から尊敬し、彼女のために尽くす。物語後半では母として成長していく。
【BLACK STONES】
- 本城蓮 – ナナの元恋人。トラネスのギタリスト。
- 岡崎真一(ノブ) – ベーシスト。ハチを一途に愛する好青年。
- 高木泰士(ヤス) – ドラマー。バンドのまとめ役であり、ナナを見守る存在。
【TRAPNEST】
- 一ノ瀬巧 – ギタリスト。冷徹なビジネスマン的思考を持つ。ハチと結婚。
この作品の魅力・おすすめポイント
リアルな大人の恋愛
少女漫画でありながら、妊娠、結婚、不倫といった重いテーマを真正面から描いています。「好き」だけでは一緒にいられない現実がリアルに描かれています。
ファッションと音楽
ヴィヴィアン・ウエストウッドを中心としたパンクファッションや、劇中歌の数々は社会現象となりました。
よくある質問 (FAQ)
- Q: 連載再開の予定は?
- A: 2024年時点で正式な再開発表はありませんが、作者は「必ず完結させたい」とコメントしています。
- Q: 蓮は本当に死んだの?
- A: 作中の「未来編」で蓮の死が示唆されていますが、詳細は描かれていません。
まとめ
『NANA』は、夢を追う痛みと、愛することの難しさを描いた大人のための少女漫画です。
未完であることが惜しまれますが、それでも読む価値のある名作。いつか完結する日を待ちながら、何度でも読み返したくなる作品です。
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